道具へのこだわり

お菓子作りの現場でも、スイーツを作るための厨房機器の高度化が進んでします。
温度管理や時間管理ができて、お菓子作りもある程度自動化できるようになってきました。
しかし、私たちが使っているもののほとんどは、40年以上前から使っている道具たちです。
いくら緻密な温度管理ができたとしても、その日の温度や湿度を考慮に入れた設定はできません。
なにより、 機械では設定できない微妙な違いは、手で触れたときの温かみや肌触りからでしか反映できません。

もっとおいしくを追求するために、私たちは機械化や自動化とは距離を置き、非効率だけど徹底的にこだわりを持った製法で、たくさんのスイーツと向き合っています。

モンブランができるまで

アンデルセンでもトップクラスの人気を誇る、モンブラン。
人気のモンブランも、他の多くのスイーツと同様にもちろん手作りです。
ここでは、モンブランができるまでの工程をご紹介します。

クレームダマンドと栗を置く

クレームダマンドはアーモンド生地のタルト。クレームダマンドももちろん手作りです。
丸ごと一個の栗を贅沢に使うのもアンデルセンのモンブランの特徴です。

クリームをしぼる

クッキーの上にクリームをしぼります。
クリームの味も、徹底してこだわっていて、さっぱりした甘みで後を引かないため、素材の味を損ないません。

栗のペーストをかける

いよいよ栗のペーストクリームを掛けていきます。
実は、アンデルセンの栗ペーストは、日本全国津々浦々まで探し求め、試行錯誤の上にたどり着いた、他にはない味わいの一品なんですよ。

できあがり!

縦方向と横方法の2方向からたっぷりと栗ペーストをかけて、できあがり。
アンデルセン自慢のモンブランをご賞味あれ!