
道具へのこだわり
お菓子作りの現場でも、スイーツを作るための厨房機器の高度化が進んでします。
温度管理や時間管理ができて、お菓子作りもある程度自動化できるようになってきました。
しかし、私たちが使っているもののほとんどは、40年以上前から使っている道具たちです。
いくら緻密な温度管理ができたとしても、その日の温度や湿度を考慮に入れた設定はできません。
なにより、 機械では設定できない微妙な違いは、手で触れたときの温かみや肌触りからでしか反映できません。
もっとおいしくを追求するために、私たちは機械化や自動化とは距離を置き、非効率だけど徹底的にこだわりを持った製法で、たくさんのスイーツと向き合っています。
- 40年以上つかっているミキサー。 撹拌具合を見ながら、手動で微調整が可能なので、泡の大きさが均一なスポンジを作ることができます。
- 手動で微妙な温度調整ができる釜。上下から焼き上げます。中だねの温度や仕上がりに応じて決めこまなく温度設定します。
- スポンジに乗せるクリームも手作り。できばえを確認しながらスポンジにかけます。
- 熱伝導性に優れた銅でできたボール。熱が均一に伝わるため、だまができづらく滑らかなカスタードクリームが出来上がります。
モンブランができるまで
アンデルセンでもトップクラスの人気を誇る、モンブラン。
人気のモンブランも、他の多くのスイーツと同様にもちろん手作りです。
ここでは、モンブランができるまでの工程をご紹介します。